NX15の製作

NX15 M5Atomで作る4脚ロボットの製作

NX15の製作

M5Stack Creativity Contest 2021で2位を受賞

2021年に開催された、M5Stack Creativity Contest 2021で2位を獲得しました。

NX15_10

コンテストの公式サイトはこちら

アジェンダ

 1. 概要
 2. 構成
 3. M5Atomについて
 4. Fusion360での設計
 5. 組み立て
 6. macOS用コントロールアプリ
 7. モーション作成
 8. ROS+gazeboによるシミュレーションル
 9. 紹介動画

1. 概要

M5Stackシリーズで最小のM5AtomシリーズのM5Atom Matrixで4脚ロボットを作りました。

コンセプトとしては

Spot Microの用の犬型四脚ロボットを作りたい。
なるべく簡単に安く作りたい。
極力自分で作りたい。

機能:
スムーズな歩行
頭をローリング
頭のカメラでストリーミング
Wiiヌンチャクでコントロール
超音波距離センサーで障害物回避
IMUによる水平制御
ROSの利用

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NX15_9

2. 構成

ロボット

1)M5Atom matrix
2)PCA9685 サーボドライバ
3)サーボ TowerPro MG90D x8 TowerPro MG92B x4
4)M5camra
5)超音波距離センサ HC-SR04
6)電池 6Vニッケル水素電池

コントローラ

1)Wiiヌンチャク
2)M5Atom lite
3)電池1.5Vx3

結線は以下のようにしています。
Connection
Connection

システム構成は下記のようになっています
Connection

3. M5Atomについて

M5Atomについてはブログの方で書きましたので、こちらを参照してください。

4. Fusion360での設計

構造の設計はFusion360を使用しました。
NX15_3

5. 組み立

NX15_7

6. macOS用コントロールアプリ

今回モーションの作成は自作のmacOSアプリで行いました。
NX15_5

7. モーションの作成

歩行モーション
対角線上の脚をセットにして指定した移動量だけ脚を運ぶ

NX15_81

頭を振るモーション
四脚セットにしてボディーの中心から接地面への垂線を指定角度分だけ回転させる

NX15_82

8. ROS+gazeboによるシミュレーション

今回は初めてROSを使ってシミュレーションに取り組んでいます。
ROSの説明は他の書籍やサイトを参照してください。
gazebo上でモーションをシミュレーションできるようになりました。またキーボードで操作可能です。



ROS+gazeboのソースはgithubに置きましたので、参考にしていただければ幸いです。

https://github.com/RoboTakao/NX15A.git

9. 紹介動画

更新履歴

  • 2021.10.10M5Stack Creativiry Contest 2021 2位受賞NEW 
  • 2021.8.24アップデート
  • 2021.8.15動画を更新
  • 2021.5.29動画を追加
  • 2021.5.16実機のコントロールを追加
  • 2021.5.5ROS+gazeboの情報を追加
  • 2021.4.18NX15 M5Atomで作る4脚ロボットの製作のページを作成。

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